日経新聞に載っていたサイバーエージェントの決算について。
 

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●内　容

全体⇒サイバーエージェントが21日に発表した2015年10月~16年3月期の連結決算。
純利益が前年同期比14%増の112億円。スマフォ向けゲームの課金収入が増えた。
16年9月来通期の純利益予想(前期比5%減の140億円)に対する進捗は80%。
4月に始めたネットテレビ事業に大きな投資をする(藤田社長)ため、予想は据え置いている。

インターネット広告の代理店事業⇒スマフォ向け広告を大きく伸ばす。
売上高は1486億円、ゲーム事業は574億円と43%増えた。
ガチャの有料くじ引きでお金を抑える仕組みを導入。
その為、3月以降の課金収入は減速している。

ネット広告事業⇒816億円と2割増えた。交流サイトで投稿された記事の間に流れる『インフィード広告』や動画広告を伸ばした。

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●市　場

大幅な出来高を伴い、前日比で5.38%も上昇した。

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●感想・推測

通期予想の進捗率が80%なのと、ネットテレビ事業

なお、ネットテレビ事業とは、サイバーエージェントとテレビ朝日が手掛ける新たなインターネット動画配信事業「AbemaTV」の事である。
天才経営者、藤田晋は鋭い洞察力で、今までに数々の事業を成功させてきた。広告事業、ブログ(Ameba)、スマフォゲームとどれも成功させてきた。
そして次に投資するのがこのネットテレビ事業である。ネットとテレビの融合。確かにパイとしては投資するのに十分なものだろう。
テレビ朝日と、ネット広告などのノウハウを持つサイバーエージェント。巨大な資本でこの市場を飲み込むかもしれない。

当たり前のことだが、我々個人投資家の他に外国人投資家、機関投資家、ファンドマネージャー等の名だたる強敵が株の売買をしている。
単なる好感のおける良い発表を行ったからと言っても、株は必ずしもあがらない。今回は素直な反応だったが、次はどうなるか分からない。
株は自己責任で。

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●情報ソース

2016年4月22日の日経新聞より

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